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生理前の気持ち悪い吐き気や頭痛の原因!症状をどうにかしたい!
女性は生理や生理前にホルモンバランスが乱れていろいろな症状が出ます。
我慢できるような軽い症状のものから、耐えられないほどの辛いものまであります。
またどのような影響が出るのかも人によってもバラバラなんですね。
精神的に不安定になり、イライラしてしまうのもひとつです。
⇒『生理前になる情緒不安定―辛い、イライラする気持ちの対策方法』
憂鬱な気分や感情的になったり、腹痛や腰痛から肌荒れなどのなんらかの症状が生理前になる人はPMS(月経前症候群)の可能性が高いです。
そしてタイトルにもあるように、吐き気や頭痛などもPMS(月経前症候群)だと考えていいと思います。
※
生理前の吐き気には妊娠している可能性もあります。
実際、PMSの吐き気と妊娠超初期症状の吐き気を間違える人も多いです。
妊娠超初期症状(つわりの初期症状)にも吐き気や眠気などの症状があるので、妊娠している可能性のある人はそちらを疑ってみてもいいかもしれません。
吐き気の症状に違いはないため、心配なら妊娠検査薬を使用したり、基礎体温などを気にして様子見しましょう。
この記事ではPMSによる吐き気や頭痛に関して書いています。
吐き気や頭痛を伴う不快感、気持ち悪いですよね。
でも女性のみんながこれらの症状に苦しんでいるのでしょうか?
それに関しては恐らくNoです。
じゃあどうしてあなたはPMSの症状が出ているのかという話になりますよね。
目次
どうしてPMSになるの?
まずはPMSのメカニズムですが、さまざまな要因があり、はっきりとわかっていないんですよね。
その中のひとつとして言われているのが、女性ホルモンの『エストロゲン』と『プロゲステロン』のバランスです。
エストロゲンの分泌量をプロゲステロンが上回るとPMSの症状が出ると考えられています。
プロゲステロンは妊娠を助ける効果があり、体内の水分を保持するというものがあります。
これによりむくみであったり、乳房の痛み、体のだるさなどの影響が出るそうです。
甘いものが食べたくなったり、手足のしびれのようなものは血糖値の低下。
その他セロトニンの低下なども情緒不安定やうつ状態の要因になります。
それに連動してストレスを感じやすくなり、たくさんの症状に繋がってしまいます。
でも人によって、あるいは同じ人でも月によって症状にバラつきがあるのはなぜでしょうか?
症状のバラつきはなぜ?
原因はなんとなーくわかったような気がしますが、人によって症状の差がかなりあるのは理由があります。
忍耐力があるとかないとかそんな話ではなく、普段どういった生活をしているのかにもよりますし、性格まで関係しちゃってるんです。
性格
- 真面目
- 完璧主義
- 執着心が強い
- 心配性
- 我慢しやすい……などなど
これらの性格の人はPMSの症状が出やすいと言われています。
柔軟な考え方が出来ずに、ちょっとしたことでも考え込んでしまう人は要注意ですね。
といっても、性格を変えるのはなかなか難しいところがあります。
ストレス
劣悪な職場環境で働いている、人間関係や恋人のことで悩んでいる人たちは普通の人よりもストレスを感じています。
もちろんこれら以外にもストレスを感じる環境、出来事はあるでしょう。
仕事や勉強が上手くいかない、経済的に苦しい、我慢を強いられているなどなど。
ただ、ぼくはストレスを感じること自体に良いも悪いもあまりないかなと思います。
それをどう処理するのか、どう付き合うのかという視点で考えるとそう悪くもないのかもしれませんよ。
生活習慣
夜更かしや不規則な睡眠による生活リズムが乱れ、睡眠時間が極端に短いなどの生活習慣もPMSに深く関わっています。
それだけではありません。
食生活も重要で、暴飲暴食もそうですし、栄養バランスの悪い食事ばかりだとやはり悪い影響を与えてしまいます。
とくに女性のみなさんは体型の維持、あるいはよりスリムで細い体型に憧れていると思います。
意識していなくても、「今日は食事を控えておこう」と考え、栄養が足りていない場合もあります。
自発的にダイエットに取り組んでいる人もいるでしょう。
そういったものがよりひどい症状となってしまうこともあります。
あとはアルコールやタバコも関係があるようですよ。
体調不良や自律神経の乱れ
生理前の時期に体調不良により身体の免疫が低下してしまったり、自律神経が乱れているとPMSの症状が強く出てしまいます。
自律神経の乱れはストレスに起因するものが多いですが、体調不良も普段から健康的でいられるように意識する必要がありますね。
生理前の頭痛
生理前の頭痛によって悩まされる女性は少なくないと思います。
生理がやってくる1週間ほど前から、片頭痛のようにズキズキと痛み始め、ひどいときには動くのも辛く寝込んでしまいます。
頭痛の原因だと考えられているのは、エストロゲンの減少が関係していると言われています。
またセロトニンが不足することにより、脳内の血管が拡張してしまいます。
これにより拡がった血管が神経を刺激してしまうわけですね。
原理は片頭痛によく似ていますから、脈打つような痛み方も同じような痛みになるんです。
片頭痛もちだと思ったら、PMSによる頭痛だったなんて女性は結構いるのかもしれませんね。
頭痛の対策
セロトニンが不足して起きる頭痛に対して、簡単にできることと言えば休息とリラックスです。
また深呼吸を行うだけでもセロトニンは分泌されますので、一度頭をからっぽにして深呼吸をしてみても良いと思います。
このときに重要なのが腹式呼吸です。
⇒『リラックス方法は呼吸だけでも簡単にできるって知ってた?』
これら以外に普段から規則正しい生活を意識することでも、辛い頭痛の症状を和らげることができます。
一時的な解決であれば鎮痛解熱剤を使用してみても、症状は緩和されます。
後述しますが、ピルやハーブを使うとさらに症状が良くなる可能性もあります。
生理前の吐き気
頭痛だけでなく、吐き気で悩んでいる女性も意外と多いのです。
生理が始まると吐き気も収まるのですが、生理前の気持ち悪い吐き気が辛いのは当たり前ですよね。
こちらも同様に女性ホルモンのバランスが乱れが関係しています。
また体内のプロスタグランジンという生理活性物質が増えることで、吐き気に繋がっていると考えられています。
対処としてはこのプロスタグランジンが体内で増加するのを抑えることができれば、吐き気は改善されるはずです。
吐き気の対策
まずプロスタグランジンの増加を抑えるために重要なのはこの二点。
- 体を冷やさない
- 血行を良くする
つまり冷え症の女性はPMSによる吐き気に悩まされやすいというわけですね。
心当たりはありませんか?
普段から不規則な生活や食生活、環境などにより血行が悪くなるような習慣のある人は要注意ですよ。
また、ある程度の運動を習慣化している人は、そうでない人に比べてPMSの症状が軽いという話もあります。
冷え症で悩んでいる女性は本当に多いですから、根本から改善する必要があるのかもしれません。
⇒『基礎代謝を上げる方法12選』
食事
プロスタグランジンを抑える食べ物というのもありますので、ご紹介しておきます。
プロスタグランジンの分泌には子宮の収縮が関係しています。
その収縮を緩和してくれるのがマグネシウム、ビタミンB6です。
マグネシウムを多く含む食べ物
- アーモンド
- 枝豆
- 煮干し
- 大豆
- わかめ……などなど
ビタミンB6を多く含む食べ物
- まぐろ
- にんにく
- 牛肉(レバー)
- かつお
- いわし……などなど
その他のおすすめ頭痛や吐き気の対策
低用量ピル
ピルと聞くと避妊に用いるものと考える人もいるかもしれませんが、PMSや生理痛の軽減にもそれなりの効果を発揮してくれます。
ピルにはエストロゲンが含まれているので、PMSによる頭痛の改善にもなりますね。
低用量ピルの効用
- 確実な避妊
- 生理痛・PMSの軽減
- 肌荒れ、にきびの改善
- 多毛症の改善
- 生理不順の改善
- 月経スケジュールの調節
これら以外にも卵巣がんや子宮体がんなどの婦人科系疾患の予防に効果があるみたいです。
こう聞くとメリットだらけのような気もしますが、一応ピルも薬ですから副作用があります。
低用量ピルの副作用
すべての人に副作用の症状が出るわけではありませんが、服用する際は出る覚悟で服用してくださいね。
副作用は急激なホルモンバランスの変化に体が対応できない一時的なもので、ピルに体が慣れれば副作用は感じなくなると言われています。
- 吐き気
- だるさ
- 頭痛
- 眠気
- ほてり
- 胸の張り
また低用量ピルは保険適用外の薬品です。
それでも金額はそこまで高いわけではありません。
産婦人科で1ヶ月分がだいたい2000~3500円程度で販売されています。
もっと安く買いたいという場合は、個人輸入で購入すればもう少し安くで買えます。
ただ個人で医薬品を輸入するのであれば、多少のリスクが伴いますので、そこは自己責任になります。
チェストツリー
チェストツリーはホルモンバランスの乱れを正常にしてくれるハーブで、一部では「女性のためのハーブ」なんて言われていたりします。
そのため頭痛や吐き気だけでなく、イライラやPMSによる数々の症状を軽減するだけではありません。
生理が始まった際の出血量の減少、生理痛にも効く優れものなんです。
ピルに比べて副作用もなく、比較的に良い効果が得られるという声が多数寄せられています。
まとめ
女性にとってPMSの悩みというのは昔からあったんだと思いますが、今は以前に比べて手軽に症状の対策を調べる環境があります。
そう考えると吐き気で気持ち悪いと感じたり、頭痛で苦しい辛いといった場合にも対処はできなくもないです。
すぐにどうにかできる方法はあまりないですが、普段からできること、予防できることを取り入れることは可能です。
そうすると普段の辛さはどんどん減っていくように思います。
悩みは尽きないんでしょうけどね。
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