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鼻の奥が痛いときは風邪?花粉症?頭痛もする場合は危ないかも
もともと鼻炎のぼくですが、鼻の奥が痛いと感じるときはだいたい風邪です。
風邪だったら良いのですが(良くはないけど)、他にも病気の可能性があります。
中には手術が必要な病気もあるので怖いです、すごく。
しかも鼻の奥が痛いって地味に辛いんですよね。
なんとかできそうでできない、届きそうで届かない歯痒さみたいなものかもしれません。
悔しいー!
そもそもどうして鼻の奥が痛むんでしょうか。
病気や状況によって微妙に場所が違うのでそれも一緒に見ていきたいと思います。
鼻の奥が痛いときの原因
寒さ
寒い日に鼻の奥がツーンと痛むときってありますよね。
寒い冬場は屋外に出るだけでも痛くなります。
毎日毎日痛くなってしまうと「なんかの病気なんじゃないの?」と勘違いしてしまうかもしれません。
その痛みの原因はほとんどの場合、寒さです。
寒さにより鼻の血管が収縮するために、鼻の内部にツーンとした感覚があるんだとか。
余談ですが、冬場に鼻が赤くなるのも鼻の血管収縮によるものと考えられます。
血行不良、鬱血状態になり、もともと皮膚の薄い鼻(頬、耳など)は赤くなるわけなんです。
寒さのせいで鼻の奥が痛いときはマスクをしておけばある程度は防げます。
もう痛くなってしまったという人は鼻周辺を温めてください。
乾燥
ドライアイでもない、ドライマウスでもない。
そう、その名はドライノーズ。
空気が乾燥している時期に鼻の中の粘膜が乾燥してしまい、ピリピリとした痛みやムズムズした感覚を伴うというもの。
乾燥している時期なので冬場に鼻の奥が痛いときは寒さではなく乾燥の場合もあります。
とくに屋内でエアコンを使用している際には驚くほど空気が乾燥しています。
ちなみにドライノーズは乾燥性鼻炎とも言い、症状がひどい場合には出血や炎症を起こすそうです。
あ、甘く見ていたぜ。
そしてウイルスは乾燥した場所が大好きです。
ドライノーズが悪化して炎症を起こしたりしていなくても、他の病気になる可能性があるので注意が必要です。
室内では加湿器を使い、外出する際には濡れたガーゼを当てたマスクを着用しましょう。
こういうのもあるみたいです。
『加湿ぬれマスク』
ドライノーズスプレーという商品もありますので、そちらでも効果はありますが成分が塩水なので、数百円のお金を出して買うまでもないのかなという印象です。
(塩水以外のドライノーズスプレーもあります)
自宅などにいる場合は塩水で鼻うがいをするのもいいでしょう。
慢性鼻炎
個人的に慢性鼻炎って治らないと思っています。
原因が不明な場合が多いですし、長い間、耳鼻科に通いましたが治る気配はありませんでした。
だいたいがなんらかのアレルギーなんだと思いますが、急性鼻炎が慢性化してなってしまうという場合もあるそうです。
うざいですね鼻炎(笑)
常に鼻の通りが悪く、鼻詰まりを起こしています。
ぼくの場合はハウスダストに対するアレルギー反応があるので、それに伴い鼻の奥が痛み出すことがあります。
アレルギーによるものだと痛みだけではなく、鼻詰まりの悪化や大量の鼻水などを生じるのでわかりやすいでしょう。
アレルギーと言えばあれがありますね。
日本人の4人に1人は困っているという花粉です。
花粉症
もともと花粉症の人は花粉による鼻の奥の違和感やムズムズした感覚、痛みなどを知っていますよね。
でもそうでもない人が鼻に痛みを感じてもなにかわからないのです。
もしかするとあなたも花粉症になってしまったのかもしれません。
誰でも花粉症になってしまうことを考えるとおかしな話ではありません。
実際にぼくも今まで全然平気だったスギ花粉で、鼻詰まりが起き、くしゃみや鼻水が出るようになりました。
ちなみに花粉の時期はだいたいこのような感じです。
- スギ 2~4月
- ヒノキ 3~5月
- ネズ 4~5月
- シラカンバ 4~5月
- ハンノキ 1~6月
- コナラ 4~5月
花粉症も結局は粘膜で炎症を起こしているので、場合によっては鼻の奥が痛くなるんです。
鼻の奥の痛みや痒みだけでなく、くしゃみや鼻詰まり、鼻水や目のかゆみなども伴うのでわかりやすいかと思います。
風邪との違いは目のかゆみ、鼻水がサラサラしているなどですが、花粉症でも微熱が出たり副鼻腔炎を併発すると粘度の高い鼻水になります。
なって初めてわかりますが、辛いですね、花粉症。
風邪
つい先日体験したのではっきりと覚えていますが、風邪のひきはじめはとくに鼻の奥が痛みます。
この部分の異物感、不快感によりくしゃみが出たりします。
(人によっては鼻の奥は痛くならずに、喉が痛む場合もあります)
風邪のときに痛くなるのはそもそもどこなのでしょうか?
細かく分けると鼻腔に繋がる軟口蓋よりも上の上咽頭という部分が、炎症などの異常を起こすと違和感や異物感、痛みが生じるようです。
鼻咽腔あるいは咽頭鼻腔部とも呼ぶらしい。
当たり前ですが命に別状はありません。
普通にしていれば風邪の症状が良くなるのと同様に痛みは消えていきますよね。
しかし怖いのは治らなかったときです。
ほとんどの人はすぐに治るかもしれませんが、鼻の奥、頬骨の中、眼の内側などに痛みが残る場合があります。
風邪の治りが遅いと感じたら副鼻腔炎になっている可能性があります。
副鼻腔炎(蓄膿症)
風邪などからよくなるのは急性副鼻腔炎といって一時的なものです。
しかしそれが長引いてしまい副鼻腔内に膿が溜まってしまうと慢性副鼻腔炎となり、慢性的に炎症を起こした状態になります。
蓄膿症と聞くとわかりやすいのではないでしょうか。
副鼻腔というのは鼻腔から広がっている粘膜に覆われた空洞で前頭洞、篩骨洞、上顎洞、蝶形洞の4つがあります。
蓄膿症になると慢性的な鼻詰まりや鼻水、咳に加えて副鼻腔付近(眉頭上部、目頭周辺、鼻よりの頬周辺、鼻の奥周辺)に鈍痛。
また頭痛や頭がずっしりと重く感じたり、体のだるさを感じる場合もあります。
重症になると目や脳に膿が回り、手術しないといけなくなります。
ごく稀に命の危険を伴う合併症に繋がるそうなので、おかしいと思ったら病院に行きましょうね。
上記の症状が三ヵ月程度続くようであれば慢性副鼻腔炎の可能性は高いと言えます。
喫煙
これまでに説明したのは花粉症や風邪で上咽頭が炎症を起こしてしまう上咽頭炎ですが、喫煙によっても炎症を起こしてしまいます。
もちろん受動喫煙でもなってしまう可能性はあるので非喫煙者も注意が必要です。
花粉症や風邪でもなくても上咽頭炎にはなってしまうので、原因がわからずに鼻の奥が痛い状態が続くようであれば可能性はあります。
不快感や痛みがありますし、鼻詰まりや鼻水もはっきり言ってうっとうしいです。
用心するなら病院で診てもらった方が良いのですが、自分で鼻うがいをするというのも効果的です。
ちなみに鼻うがいが上手くできずに中耳炎になったという人もいるので(かわいそう)自己責任でお願いします。
よっぽど不器用でない限り大丈夫だと思いますが……。
まとめ
やっぱり鼻の奥が痛いだけでもいろいろな原因があるんですね。
ちなみに鼻の奥は自律神経に深くかかわる部分でもあるらしく、ここで炎症を起こしてしまうとなんとなくだるい感覚になります。
鼻が詰まるだけでもやる気なくなっちゃいますからね。
他にも睡眠、記憶力、思考力、集中力などに影響が出るので思っている以上にめんどくさいのです。
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